あるビルの警備室で、
パソコンの画面をのぞき込む2人の男たち。
彼らは、あるチャンネルの生配信を今か今かと待っていた。
生配信暴露チャンネル #真相をお話しします
そこで明かされるのは、あらゆるゴシップの真相。
有名人の裏の顔、世間を騒がせた
あの事件の報道されていない真実…。
スピーカーに選ばれし者はとっておきの真相の暴露と
引き換えに観衆からの投げ銭を獲得する、
一世一代の大勝負が繰り広げられる今一番ホットな場所。
驚愕の暴露の数々に沸く観衆と、飛び交う高額の投げ銭。
チャンネルが史上最大の盛り上がりを見せるなか、
ついに警備室の男たちにスポットライトが当たり…
あるビルの警備室で知り合った桐山と気が合い、共に話題の生配信チャンネル「#真相をお話しします」を楽しむ。
しかしその真の姿は 。
自身が心を閉ざすきっかけとなった体験を披露して、投げ銭で金儲けをしようと、スピーカーに願い出るが、 になってしまう。
今話題の美人経営者。
幼い時に 。
に頼まれて
チャンネル主になる。
普段は温厚。恋愛の悩みを抱えて、
しまう。
仕切り屋で女たらし。
友情のために桐山を 。
港区女子。 中。
元・家庭教師の営業。
を目撃。
一戸建てに住む。
している。
大金が必要でパパ活をしてるが、
実は
である。
グループの一員。
娘のために、何度も
したことがある。
独り暮らしがしたくて、
を売る。
大森元貴 (Vo/Gt)、若井滉斗 (Gt)、藤澤涼架 (Key)による3人組バンド。
2013年結成。2015年EMI Recordsからミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー。
以来、毎年1枚のオリジナルアルバムリリースと着実なライブ活動を続け、2019年12月から行われた初の全国アリーナツアー『エデンの園』は東名阪公演を即日ソールドアウト。
メジャーデビュー5周年となる2020年7月8日(水)に初のベストアルバム『5』をリリースし、オリコン週間合算アルバムランキング、Billboard 総合アルバム・チャートにて1位を獲得。同時に“フェーズ1完結”を宣言し、突如活動休止を発表。
約1年8ヶ月の活動休止期間を経て現在のメンバー編成となり、2022年3月に“フェーズ2開幕”とし活動を再開。同年7月8日(金)にミニアルバム『Unity』をリリースするとともに、一夜限りの復活ライブ『Utopia』を開催、また、映画「ONE PIECE FILM RED」に劇中歌「私は最強」を提供、11月9日(水)に映画「ラーゲリより愛を込めて」主題歌「Soranji」をリリースした。「第64回日本レコード大賞」において「ダンスホール」で優秀作品賞を受賞した。
バンド結成10周年を迎えた2023年は、『Attitude』以来4年ぶり5枚目のオリジナルフルアルバム『ANTENNA』を7月5日(水)にリリース、7月8日(土)9日(日)にさいたまスーパーアリーナ、7月15日(土)16日(日)に大阪城ホール、8月3日(木)4日(金)にAichi Sky Expoにて自身最大規模のアリーナツアー『Mrs. GREEN APPLE ARENA TOUR 2023 “NOAH no HAKOBUNE”』、さらに8月12日(土)13日(日)には初のドームライブ『Mrs. GREEN APPLE DOME LIVE 2023 “Atlantis”』を埼玉・ベルーナドーム(西武ドーム)で開催した。「第65回日本レコード大賞」において「ケセラセラ」で「レコード大賞」を受賞、「第74回NHK 紅白歌合戦」への初出場を「ダンスホール」で果たした。
2024年1月17日(水)に映画『サイレントラブ』主題歌「ナハトムジーク」をリリース、さらにTVアニメ『忘却バッテリー』オープニング・テーマ「ライラック」、映画『ディア・ファミリー』主題歌「Dear」、「コロンブス」、テレビ朝日系列 2024スポーツ応援ソング「アポロドロス」、Honda新型FREED CMソング「familie」と、4月から8月にかけて5ヶ月連続でシングルをリリースした。また、7月6日(土)、7日(日)にノエビアスタジアム神戸、7月20日(土)、21日(日)に横浜スタジアムで、日本のバンド史上最年少でのスタジアムツアー『ゼンジン未到とヴェルトラウム~銘銘編~』を開催した。2023年12月から2024年3月にかけて行ったツアー『The White Lounge』を映画化して9月に『The White Lounge in CINEMA』として全国公開すると、興行収入18.9億円を突破、24年度公開の音楽ライブを題材とした映画No.1となる大ヒットを記録。10月には世界最大級のアリーナ・Kアリーナ横浜にて10日間に及ぶ“定期公演”『Mrs. GREEN APPLE on “Harmony”』を開催した。11月29日(金)には映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』主題歌「ビターバカンス」をリリース。そして「第66回日本レコード大賞」において史上初となるバンドで2年連続の「レコード大賞」受賞を果たし、「青と夏〜ライラック 紅白SP」で「第75回NHK 紅白歌合戦」に2年連続で出場した。
主要ストリーミングサービスにおいて「familie」「コロンブス」「Dear」「ライラック」「ナハトムジーク」「ANTENNA」「Magic」「ケセラセラ」「Soranji」「私は最強」「ブルーアンビエンス(feat. asmi)」「ダンスホール」「ニュー・マイ・ノーマル」「CHEERS」「インフェルノ」「ロマンチシズム」「僕のこと」「青と夏」「点描の唄(feat.井上苑子)」「春愁」「WanteD! WanteD!」「StaRt」の22曲が総再生数1億回を突破している。(アーティスト別単独1位)(「青と夏」「点描の唄(feat.井上苑子)は7億回、「インフェルノ」「ダンスホール」「ケセラセラ」は5億回、「僕のこと」「Soranji」「ライラック」は4億回、「ロマンチシズム」「Magic」は3億回を突破)。
デビュー10周年を迎える2025年は、“MGA MAGICAL 10 YEARS”と称して、7月8日(火)にベストアルバム『10』のリリース、7月26日(土)、27日(日)に神奈川県横浜市・山下ふ頭で2日間で10万⼈動員予定のライブ、また全国の商業施設とコラボレーション、全国での展覧会、2月15日(土)、16日(日)に韓国での初単独公演、さらに初のドキュメンタリー映画を製作することなど、さまざまなプロジェクトを発表している。2025年最初の新曲として、NHK総合『Mrs. GREEN APPLE 18祭』テーマソング「ダーリン」を1月20日(月)にリリースした。
主題歌「天国」を書き下ろし、提供させていただきましたMrs. GREEN APPLEです。
また本作では主演も務めさせていただいているのですが、主題歌を担当するものとしてまた違った角度で、観点で作品に向き合いました。
「天国」というタイトルの楽曲を僕はもっともっと先の未来で描くと思っていましたが、このきっかけとタイミングの巡り合わせでこの度この楽曲が生まれることになり、なんとも感慨深いです。
映画「#真相をお話しします」でこの曲が流れる意味、そしてこの曲が誕生しなければいけなかった意味、
僕自身噛み締めながら大切にしていけたらと思っております。
島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。マッチングアプリでパパ活。リモート飲み会と三角関係。中学受験と家庭教師。精子提供と殺人鬼。日常に潜む「何かがおかしい」。その違和感にあなたは気づくことができるか。新時代のミステリの旗手による、どんでん返しの五連撃。日本推理作家協会賞受賞作を含む、傑作短編集。
1991(平成3)年、神奈川県生れ。東京大学法学部卒業。2018年、『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞してデビュー。2021(令和3)年、「#拡散希望」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞、同短編を収録した『#真相をお話しします』で、2023年本屋大賞ノミネート。その他の著書に『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』などがある。
COMMENTSコメント
#鈴木役:大森元貴
出演のお声がけをいただいた時は、「どうして僕?」という驚きが率直な感想でした。最初は畑が違うなと思いためらっていましたが、脚本を拝読して力になれることがあるかもしれないと思いました。脚本はジェットコースターのように話が進むので、グッと心を奪われて読み進めていきました。映画の撮影は初めてだったので最初はドキドキしていましたが、風磨くんが温かく迎えてくださり、とても心強かったです。優しいお兄ちゃんのようでした。まだ言えないことが沢山ありますが、ぜひ映画館で観てほしいと思います。
「#真相」はね、映画館でね、観ておかないと(笑)
#桐山役:菊池風磨
主演としてこの作品のお話しをいただいたことに、まず驚きました。そして大森くんとの共演はなにより楽しみが大きかったです。大森くんは演技経験が少なかったそうですが、それがうそと思うくらい。胸を貸してもらえるくらいどっしりと構えてくれていた感じが素敵でした。脚本は展開の予想ができず、読めば読むほど謎が深まって最後に伏線回収されていく。すっきりする部分と、ある種もやっとする部分のバランスが面白い作品だと思いました。大森くんと僕の組み合わせも、異色だと思いますし、ストーリーにも謎は多いので、この謎を解くために映画館に観に行っていただいて、「ケセラセラ」な気持ちで帰っていただきたいと思います(笑)
#監督:豊島圭介
謎とどんでん返しが緻密に組み上げられた結城真一郎先生の原作に、映画ならではのスペシャルな仕掛けを施して完成させたこの作品。本当の「真相」にたどり着くまでに、いくつもの「違和感」を仕掛けました。最後まで、誰を、何を信じたらいいのか、ドキドキするような〝考察的映画体験〟ができる、誰も見たことのない映画になったと自負しています!
今回、はじめて映画出演をする大森元貴くんには舌を巻きました。演技について熱く議論ができるし、様々なアイディアをいくつも提案してくれる。しかも芝居はナチュラルさと狂気が共存している。「あんたはベテラン個性派俳優か!」となんどか突っ込みかけました。
そして、これまでいくつもの作品を共にしてきた、戦友ともいえる菊池風磨くん。今回は、今までにないやさぐれた役柄で、いままでにない極限状態での演技を要求したのですが、「風磨、あんな顔するんだ!」と僕すら驚くほどの新境地を見せてくれました。
こんな二人のジリジリ、ヒリヒリする芝居が最後に到達するとんでもない境地。どんな「真相」が待っているのか、ぜひご期待ください!
#原作著者:結城真一郎
映画のエンドロールに「原作者」として載るのが昔から夢でした。その夢がこんなにも早く、こんなにも豪華なW主演で実現することを心から嬉しく思います。小説の惹句で「映像化不可能」と謳われることがよくありますが、この『#真相をお話しします』に関してはずっと「映画化不可解」な作品であると思っていました。
個々に繋がりのない独立した物語で構成された短編集が、いかにして一本の映画として成立するのか。
また、大森さんと菊池さんのお二人は、どんな人物を演じるのか。真相はぜひ劇場で、その目でお確かめください。
#企画・プロデュース:平野隆
映画の為に書いて頂いた「青と夏」「点描の唄」「Soranji」でご一緒し、7年にわたり大森君と接して、彼はチャーミングなトリックスターだと感じる様になりました。
脚本作りでこの映画の主人公鈴木が魅惑的なキャラクターになるにつれ、たびたび大森君の顔が浮かび、同時に映画への大きな化学反応に胸が踊りました。
もう1人の主人公桐山はとても人間味のある、ある意味情けない男です。
この役を、常に新しいことにチャレンジするトップアイドル菊池君が演じてくれたら、映画がとても愛おしいものになると感じました。
この二人の“ナイーブな爆発“をご期待下さい!